伊豆の国市 城山からの絶景
伊豆半島の入り口、国道136号線から望む城山(じょうやま)の景観は素晴らしい。ツーリングやドライブで城山が見えるたびにいつか登頂したいと思っていました。
写真は先週家族で狩野川桜公園のベンチでランチをしたときのもの。
目下失業中の身で、時間だけはある。今日は風が強いけど登ってみよう。
断崖絶壁の真下にある登山道入り口までバイクで行きました。
少し手前にある「子育て地蔵尊」には早咲きの桜(河津桜だと思う)が咲いています。
登山道入り口には車が数台置ける駐車場があります。トイレはない。
ここで重い革ジャンを脱いでウインドブレーカーに着替える。トレッキングポール(登山杖)はサイドバックに挟んで持ってきました。
看板の見取り図を見たところ、崖の左側を周回しながら登頂するコースのようです。
目の前の断崖絶壁。ここはロッククライミングとパラグライダーも盛んだけど今日は見えない。風のうなりが聞こえる。
途中からロッククライミングコースとハイキングコースに分かれます。ハイキングコースといっても勾配は急だし、岩や石を踏んで歩くので足元が悪い。踏み外しに気を付けながら歩きます。
ちなみに今日出会った登山者は、登山口で会った年配の女性二人組と、下山してきた単独の若い女性一人だけでした。
尾根の道まで登りきると勾配は楽になります。
足元地表の岩は積層構造になっている。かつて火山の地下にあったマグマの通り道が、フィリピン海プレートの移動とともに地表に押し上げられて隆起した山なんだそうです。(登山口にあった案内看板より)
地表から湧き水が流れて出ています。冷たい。
ネットの案内では、登頂までの所要時間は60分とありました。休憩せずに登ったら45分で山頂に着きました。(さりげなく健脚自慢)
山頂の見晴台からの景観。
左手(北方面)から狩野川沿いに、伊豆長岡温泉街、伊豆の国市、大仁町までの街並みが見渡せます。遠くに箱根山の連なり。
ずっと眺めていたいけど、強風で身体が冷えてくるので早々に下山します。
山道を下りながら思いめぐらすのは再就職のこと。時間がかかっても納得できる仕事を見つけたいな。
2021.2.4(木)晴れ