今日こんなことに気付いた

バイクと映画と犬が好きで趣味で漫画も描く50男が日々気付いた記録

2020-01-01から1年間の記事一覧

千円札の富士山、中ノ倉峠を登る

広島で一人暮らしを始めた二女はカメラ女子になった。 そういえば小学生の頃からよく写真を撮る子だった。絞りも露出も何も分からないのに、ポートレート撮影会に飛び込み参加したりするあたり、行動派の二女らしい。 静岡に帰省したので富士山を撮影したい…

無職日記「工具箱の整理」

早期退職を決行して35年間務めた会社を辞めた(正確には今は有給消化中)。35年間も真面目に務めたんだから我ながら立派だったよと思うけど、会社はそうは思ってくれなくて、辞意を表明してしばらくは、すったもんだした。 会社を辞めたら、再就職できる…

親父のアトリエ

9月から空き家になっている石川の実家を訪れた。近所に住んでいる兄が時々来て、風を通したり不要品を整理したりしているので清潔に保たれていた。 二階のアトリエは手付かずのままだった。父は定年退職してから油絵を描くことに没頭した。叔父から、父が子…

ゆるいサイクリング、黄瀬川堤防

長男から古いロードバイクを譲ってもらったとき、まずチェーンを交換するようにアドバイスされた。でも普通に走れたのでそのまま乗っていた。しばらくして自転車屋に持って行ったら、チェーンは伸び切っているし、スプロケットも交換しなくちゃダメだと言わ…

いただき物のごま豆腐が美味だった

昔、福井県の永平寺でごま豆腐を食べたとき、とても美味しかったのが忘れられず、帰ってからスーパーでごま豆腐を買ってみたけど、それほど美味しいとは思えなかった。旅先で食べたから特別美味しく感じたのかもと思って、以来ごま豆腐に興味を失っていた。 …

鬼滅の刃1巻と23巻だけ買おうとして長女に怒られる奥さん

我が家の小さな本棚には近年メディアで話題になった小説(あるいは漫画)のハードカバーがいくつも並んでいる。「村上海賊の娘」、「君たちはどう生きるか」、「この世界の片隅に」などなど、どれも奥さんが書店や通販で買ったものだ。 しかしこれらの小説は…

年賀状をやめた件

昔から年末恒例の年賀状を書くことがストレスだった。 世の中には、おそらく何のストレスも感じないで家族写真の年賀状とかをたくさん作って、周囲の知人に送る人もいる。きっとまっとうな人なんだと思う。僕は家族の写真とか人に配りたくない。 子供が小さ…

奥さんの就職と僕の退職

今年の7月に失業して就活中だった奥さんだが、12月1日からの就職先が決まった。またもや病院内の補助業務。これまで何度も契約を打ち切られて、家族から向いていないと諭されても、懲りずに似たような仕事を始めてしまう。本人が天職だと思っているなら…

手の爪を切り、足の爪を切る

会社の僕の机の引き出しの中に爪切りが入っている。朝、まだ誰も出社していないときに爪を切ることが多い。爪を切っている様を他人に見られたくない。 月曜日の朝に切ることが多いようだ。つまり週に一回の頻度で切っている。夏と冬では頻度が違う気がするが…

身延町七面山の参詣(さんけい)はガチ登山

土曜日は長女がシフト休だった。就活中の奥さんも休みで、珍しく家族三人の休日が重なった。 朝から奥さんはみんなで高野山へ行こうと言い出した。長女は一日タブレットを見てごろごろ過ごしたいからベットから出ようとしない。朝から母娘の言い争う声がする…

テレビのハードディスクが奥さんの録画番組で満杯な件

デジタル音痴の奥さんはテレビの録画予約も最初上手く出来なかったのだが、これを覚えると、気になる番組を片端から録画するようになった。 うちのテレビは地上波しか見れない。娘はタブレットを持っていてテレビは見ないし、僕は朝のニュースと気になった映…

失くした眼鏡と奥さんの疑心

会社から帰宅すると奥さんが目を見開いて問い詰めてきた。奥さんは目が大きいので睨まれると怖い。 「ね、正直に言って。私の老眼鏡を昨日テーブルの上に置いたのはあなたでしょう!?」 と、何を言っているのか分からない。 いくら知らない、やっていないと…

憧れの小さな淡水生物たち

これまでのブログでは、オートバイやソロキャンプの記事を投稿してアウトドア派を気取っていますが、子供のころから大の生き物オタクです。 特に水中に住む小さな生物が好きで、小学生の頃は図鑑で見た生物を探して、故郷石川県の川や沼を歩き回りました。 …

十里木のすすき野原で犬を走らせる

先々週、犬を広い場所で遊ばせてあげようと思い立ち、十里木の愛鷹山展望台へ登った。登山口駐車場から20分くらい登ると、電波塔がある展望台に着く。 展望台からは富士山の麓のゴルフ場と子供の国自然公園が見渡せる。子供が小さい頃によく連れてここを登っ…

帰る家がなくなって

石川の実父が緊急入院したのが6月、退院と同時に高齢者施設に入居したのが9月だった。コロナ禍で面会は出来ず、諸手続きは近くに住む兄が全てやってくれた。 母が痴ほう症の悪化で施設に移ってから僅か3年で、僕が生まれ育った家は空き家になった。二十歳…

250ccバイクでタンデムツーリング

4連休は(初日は出社したから正確には3連休だ)遠出をしないで家の用事を集中して片付ける予定だった。 庭の草を刈り、犬を洗って毛をカットした。バイクのチェーンを清掃して、先日貰ってきた古いロードバイクを組み立てた(部品が足りてなくて完成はしな…

初めて行った場所を前も歩いたと主張する奥さんが怖い

もうどっちが正しいのか分からなくなってきた。いや、明らかに奥さんが間違っているはずなんだが・・・ 先日、長男が横浜の社宅から隣町の藤沢市に引っ越すことになり、車で奥さんと手伝いに出掛けた。 引っ越し業者が荷物を出した後、長男は鍵を引き渡すた…

大事なメールは夜届く、だから早朝出勤

朝、誰よりも早く事務所の鍵を開けてパソコンを立ち上げる。十年近く続けている出勤スタイルだ。 通常業務が始まるまで約一時間、誰にも邪魔されずに未読メールに目を通す。一件急を要するメールがきていた。 工事監督者から夜間、作業員の家で不幸があって…

5万円貰うことになって5万円損したと悔しがる妻

うちの奥さんは医療従事者だったのか。 奥さんは先月まで隣町の病院で入院患者の食事の世話とかベットシーツ取り換えとかの仕事をしていたが、身体がキツイといって3か月間だけ勤めて希望退職したばかり。その前は別の病院で似たような仕事を契約社員として…

朝ツーリングはけっこう危険

猛暑続きでしばらくツーリングに行っていない。 土曜の朝は早朝ツーリングに行って、朝日を見ながら缶コーヒーを飲もうと思い立ち、昨夜は早く寝た。早く寝すぎて二時頃に起きてしまって、二度寝したら五時になっていた。 犬の散歩を奥さんに頼んでいそいそ…

会社生活34年の洗脳は解けるのか

年内の早期退職が決まって、後任の主任技術者への業務引継ぎが始まった。 何人かの人から辞めたら次は何をするのかを訊かれたけど、何も決まっていないと返答している。事実何も決めていない。 退職を決める前は転職候補を考えたり、人材エージェントに登録…

息子はギフテッドだったのか?

僕の好きな漫画家福光しげゆき氏の子育てエッセイ漫画のなかに、幼い時から発育遅れ気味だった息子が、子育て支援施設で「ギフテッド」と診断されて、夫婦で浮足立ってしまう場面があります。 読んでいてふと、自分の長男もそうだったのかも、と思った。 ギ…

宝探しをもう一度

子供たちが小学生の頃、退屈しのぎに宝探しゲームをやったことがある。 10枚くらいのメモ用紙に連番を書いて、小さく折り畳んで、家の中のあちこちに隠す。メモ用紙を開くと次のメモ用紙のありかを示すヒントが書かれてある。 例えば「時の裏側を見よ」は…

暑いので芦ノ湖へ

仕事が一段落したので早めに帰宅した。会社がフレックスタイム制なのでこういう自由がきくのはいい。 自宅ではムッとする熱気の中で、奥さんがパソコンで求人情報を検索中だった。奥さんは先月退職して以来、求人情報ばかり見ている。ここ数年一つの仕事が続…

早期退職を自己分析:ワーカホリズムからバーンアウトへ

労働組合が配布した読み物によると、個人の仕事の取り組み状態は四つのフェーズに分類される。 1.職務満足感:楽しくやる気はあるけどパフォーマンスは低い、新入社員時代など 2.ワーク・エンゲイジメント:仕事に誇りとやりがいをもって、生き生きと働…

新型コロナ拡大で父に会えず

石川県の実父が入院した。近くに住む兄が庭の草刈りに来たとき、寝室で意識障害を起こしている父に気付いて救急車を呼んだ。かかりつけの循環器科の病院に入院して、前立腺に問題があったので泌尿器科のある病院に転院した。 以上の顛末を兄から電話で聞いて…

女子社員をちゃん付けで呼べなくて

長女が中学生だったとき、体育祭だか文化祭で学校を訪問したときのこと。男の教師が長女を下の名前で呼び捨てしたのを聞いて不愉快に感じた。以前女子社員の部下が一人いた。今は子供が生まれて産休している。 僕の仕事の業界は男社会だったこともあって、彼…

大きい車はもう運転したくない

自動車で大きな事故を起こしたことは無いけど、曲がろとして壁に擦ったり、バックしてポールにぶつけたことは何回もある。だいたいそういう時は子供の送迎で遅刻しかけて焦っているときで、ひとりで行動しているときは失敗しない。普段は軽四か軽四サイズの…

早期退職が決まって平穏な気分

5月の上司面談のときに今年いっぱいで退職する意向を伝えた。それから2ヶ月、ようやく後任の主任技術者が見つかって、僕の退職予定が社内で告知された。 後任は僕より年配の定年延長者だった。他県から単身赴任するそうだ。よっぽどこの会社が好きなんだな。…

森博嗣にはなれっこない

森博嗣のエッセイを続けて何冊か読んだ。10年くらい前に氏のミステリー小説を読んで好きなり、その後エッセイを読んで作家本人にも興味を持った。工学博士で大学で教鞭を取るかたわら、探偵小説を次々ヒットさせてから大学を退職。 印税で手に入れた広大な庭…