今日こんなことに気付いた

バイクと映画と犬が好きで趣味で漫画も描く50男が日々気付いた記録

トップガン・マーベリックは予想した内容だったけどそれでも面白い

86年版トップガンが封切られた頃、僕は映画オタク青年だったから当然映画館で観た。会社の寮にオタク仲間がいて、彼の部屋で熱く映画論を語った。(あいつ今何してるだろう?)

その続編が制作されることを知ったときは心が動いた。しかしコロナ禍でいつになったら公開されるのかと待っているうちに興味は薄れていって、公開されてからはいつか動画配信で観ればいいかなと思っていた。というのは86年当時はドックファイトシーンを大迫力に感じたけど、今のCG技術ならあれくらい珍しくないし、ストーリーもトム・クルーズが教官役なら何となくこんな内容だろうと予想できてしまったからだ。

先日同年代の同僚がすごく面白かったと話しているのを聞いて、やっぱり映画館で観ておこうと思って土曜日のレイトショーに行った。結果、やはり映画館で観る映画だった。最近観た映画の中で断トツに面白かったと思う。

 

戦闘機シーンはパイロットがGに苦しむ様子が伝わってきてリアルだった。ところどころに散りばめられたエピソードの描き方が上手い。トム・クルーズが恋人(ジェニファー・コネリー)の部屋でいちゃついた後、急に娘が帰って来て窓から追い出されるシーンには笑った。アメリカ映画でよくあるシーンだけど、親と子の立場が入れ替わっているのが面白い。

トップガンは乗り物好きにはたまらない映画だ。映画の冒頭ガレージにあったプロペラ機が雲の中を飛ぶラストシーンは夢のように美しい。翌日の日曜日は愛機に跨って走らさずにいられなかった。頭の中ではテーマ音楽が鳴り響く。

2022.6.14(火)雨