風の谷のナウシカ全７巻

週末単身赴任先から帰ると、机の上に宮崎駿作「風の谷のナウシカ」全巻が置かれてあった。「なにこれ？」と奥さんに訊くと「読みたいから買った」という。箱から１巻出してあるから少しは読んだのだろう。でも奥さんがこれを読み通すことはない。以前も書いたけど、奥さんは話題になった本やマンガを本棚に飾るコレクションとして買うことはあっても、読まない（読めない）人なのだ。あなたこういうの好きでしょ（オタクだから）買ってあげたわ的な？でもなんで今ナウシカなんだろう？ 

映画は学生時代映画館で観て以来、頻繁にＴＶ放映されているから通算５回は観たと思う。（さすがに最近の放映では観ない）コミックのことは知っていたけど読んでなかったので、正直嬉しい。

１巻初刊が映画公開の８４年で最終巻７巻が９５年だから、足掛け１０年かけて描かれた作品。その間精力的にアニメ映画を製作していたから、宮崎氏の作品に対する執念を感じる。

読み始めたが、コマ割りが多いしサクサク読める作品ではない。昔に比べて小説やマンガを長時間連続で読めなくなった。映画の元になった２巻までを読み終えて、一旦本を閉じた。映画と内容が若干異なる。巨神兵の復活はまだ先のようだ。読み進むにつれて複雑な世界観が見えてくる予感がする。

ＧＷ中に読み終えることができるだろうか。

2021.5.3（月）晴れ