55歳の就活、緊張のオンライン面接
先月に登録した人材紹介会社(エージェント)の紹介で外資系企業のオンライン面接を受けた。書類選考が通って面接を受けたのは今日が初めて。
前の職場では会社のPCでMicrosoftのTeemsで会議をした経験はあったけど、先方が指定したのはGoogle-Meetだった。自宅のPCでオンライン会議なんぞやったことがない。早速この手のリテラシーが得意な二女に頼んで、オンラインのリハーサルをしてもらった。ネット環境は大丈夫そうだ。
PCカメラに映りこむ部屋内を整理する。(私生活だらしない奴って思われたくない)服装は?自宅とはいえ面接なんだから、ここは無難にスーツにネクタイにしておこう。(上半身だけね)部屋で寝そべっている犬が知らない人の声に反応して吠えたら面倒だ。悪いけど少しの間ゲージに入っていてもらう。緊張でトイレが近くなる。早めに済ませておこう。
当日、いよいよ開始、相手は4名(人事担当2名、事業所長2名)
自己紹介から始まって退職の経緯、これからの仕事にかける思いを語る。何度も頭でリハーサルしていたから問題ない。
次に、先方からの質問タイム。質問してくるのはもっぱら人事の人。仕事上で大切にしていることは?関係先とはどのようにやってきた?上司部下との関係は?・・・たまたま職務経歴に書いてあった組合書記長の経歴について突っ込んで訊かれたのが意外だった他は、ほぼ想定される質問内容だった。
開始から1時間弱、精神力がそろそろ限界。面接も終盤になって少し雑談めいてきた。どうして55歳のタイミングで退職したの?やはり先方は不思議に思ったようだ。「人生に変化を望んだからです。」あながち嘘ではない。
面接が終わってから、エージントの携帯に無事終わった旨を電話したら、すごくテンションが上がって喜んでくれた。(この人けっこう若い人みたいだ)
いやいや、まだ就活は始まったばかりだから。
今日は久しぶりに仕事をした気分。
今は人生の長い休暇中。楽しんでおこう。
2020.2.24(水) 曇り