キャンプって面倒くさい、と気付き始めている
やっと先週末に行ったキャンプの後片付けが終わった。
部屋の中に放置していたテントをたたみ、コンテナボックスの中を拭いて道具を入れ直した。
昨年、ブームに影響されてソロキャンプに行って以来ほぼ1年ぶりのキャンプだった。長男が岩手県の早池峰山に登りたいから車で行こうというので、親子二人旅の途中にタイマグラキャンプ場という場所に泊まったのだった。
当日は雨を心配したけど、曇り空で適度に涼しくて快適だった。フリーサイトに車を乗り入れて近くにテントを張り、焚火台を設置した。
広いキャンプ場内には大小テントが建ち並んでいたが、まだスペースに余裕が残っていた。息子は大学時代は登山部に入っていたから、テント設営も火起こしも全部彼に任せた。二人用テントに男二人は窮屈なので、僕は車の中で寝た。
翌朝、5時から13時まで登山口までの道路がマイカー規制されるので、4時起きしてテントを撤収して出発した。
早池峰山では霧の中を2時間ひたすらに岩をよじ登った。たどり着いた頂上から見る雲海は別世界の美しさだった。
昨年あたりからキャンプが大ブームだ。職場の同僚は近場のキャンプ場(神奈川、静岡方面)は、どこも予約がいっぱいで取れないといっていた。
でも僕はキャンプブームはいずれ下火になると思う。一度やってみて多くの人は気付いたはずだ。キャンプが超絶面倒くさいってことを。この面倒くささ、不便さを楽しめる人がキャンプを趣味として続けるだろう。僕自身はちょっと微妙なところだ。
2021.7.26(月)晴れ