今日こんなことに気付いた

バイクと映画と犬が好きで趣味で漫画も描く50男が日々気付いた記録

美ヶ原高原の電波塔(宇宙人秘密基地)へ

今年のGWは長男、長女、二女と僕の4人で、長野県蓼科市の高原にあるコテージに一泊した。妻も行きたがったが仕事の都合で不参加になった。

子供達とは別々に暮らしている。皆社会人だし現地集合しようと言ったが、3人とも静岡県の自宅に来て、僕の運転する車に同乗することになった。これでは子育て時代と変わらない。運転して気付いたのだが、大人4人と荷物を載せると僕のクロスビーはすでに手狭だった。もしここに妻と犬が加わっていたら大変なことになっていたはずだ。(子育て時代は7人乗りミニバンに乗っていたのだった)

初日は雨だったけど二日目は晴れた。せっかく長野に来たのだから、ビーナスラインを走って美ヶ原高原に行くことを僕は提案した。

美ヶ原高原・山本小屋がある駐車場に着くと、遠くの山頂に巨大な電波塔の群れが見える。今日は子供たちにこのSF的な光景を見せたかった。(僕は初めてこの電波塔群を見たとき、昔読んだSF「銀河帝国の興亡」の首都星トランターの挿絵を連想したのだった)

3人を道で降ろして、車を駐車場に入れるために一旦引き返した。無事駐車できて追いついてみると、3人はすでに電波塔を目指して歩いていた。(えー、あそこまで歩くの?)

 

山本小屋駐車場から電波塔がある王ヶ頭(標高2,034m)までは、なだらかなハイキングコースを片道30分くらい歩く。周囲は牧場で高原の景色がすばらしい。標高があるのでかなり寒かった。歩いていないと身体が凍えてしまいそうだ。空気が薄いせいだろうか、少し頭がクラクラする。

登山慣れしている長男は一人でどんどん先に歩いて行った。カメラ女子の二女は途中で立ち止まってカメラのシャッターを押すので一人遅れた。

 

山頂には電波塔の横にホテルとレストランがあって、送迎バスでも来られます。

「ここは電波塔を装った宇宙人の秘密基地だ。頭に電波が入ってきて操られる」と僕が言うと、長女が「アルミホイルを頭に巻かなくちゃ!」と返した。長女はアニメ・漫画好きなオタクだからこういう会話ができて嬉しい。

2022.5.3(火)晴れ